えごまについて
えごまは、葉、実、えごま油と、さまざまな食べ方ができ、健康効果も期待されています。 この地では、遥か昔から、健康食材として食されていました。
えごまは、しそ科の植物です。葉は青じそに似ていますが、風味は全く違います。韓国では焼肉と一緒に食べたり、日常的に食されています。醤油漬け、キムチ漬け等にすると食べやすくなります。
搾油前の状態である実には、カルシウム、植物繊維が含まれています。実での1日の摂取目安は、大さじ1杯です。
αーリノレン酸の1日の摂取目安は小さじ1杯です。もっとも効果的に搾取できるのが、えごま油です。生食をおすすめしますが、少々の加熱料理であれば、αーリノレン酸の効果は変わらないようです。毎日摂取することが大切です。
恵まれた環境の中でえごまを育て、実から搾取した生搾りの「奥伊勢大台町産えごま」は、 洗い、乾燥、ゴミ取りまで、すべて手作業で行う徹底したこだわり。 大切な人に食べてほしい商品づくりと自然との共生をめざして「奥伊勢大台町産えごま」を作っています。
育てやすい植物のはずが、種を蒔いても出てこなかったり、上手く育たなかったり、毎年勉強です。台風、虫、鹿被害に毎年苦労しています。
大台町大杉地区では、昔からえごまが食べられていた事を80歳前後の方に聞き、えごまを栽培することで初めて知りました。今でもその地区では、芽を出しています。
えごまは、栽培から、搾取まで、年間通して、さまざまな工程を経て商品になります。 大変ながらも、みんなで楽しみながら 大切な人に食べてほしい商品づくりと自然との共生をめざして「奥伊勢大台町産えごま」を作っています。
気温に注意しなが、播種します。発芽するまでは培土を乾かさないように注意します。
朝夕の水やりを管理して、苗の徒長や病害の発生に気をつけます。
中耕(除草)と培土(土寄せ)をおこないます。
上部の芯葉を摘みます。摘心により、草高は抑えられ、収穫量が期待できます。
緑色だった葉がだんだんと黄色に変わってきます。
収穫時期は、開花始めから約30日経過後です。
唐箕(とうみ)やざるを使い、枝葉などのゴミをとり除きます。
桶に水を張ってえごまを入れ、土、石、砂などを取り除いた後、風通しの良い場所で、乾燥させます。
手作業でゴミ、不純物を取り除きます。
実から搾取した生搾りの「奥伊勢大台町産えごま油」は、 洗い、乾燥、ゴミ取りまで、すべて手作業で行っています。